コルシカ旅行記⑥

今日は島の南から北への移動日。
6日間お世話になった宿を引き払い、まずはコルシカ島第3の都市、ポルト・ベッキオへ。

周辺のビ-チには行ったけれど街自体にはまだ行っていなかったので、
ランチも兼ねて街の散策を。

街の中心部はコルシカ島らしい古い町並みが可愛らしい!
中心部は本当にすぐに歩けるくらいの規模なので、散策にはピッタリ。

中心部から坂道を下っていくと港があるのですが、
こちらは思ったより寂れていて、やや拍子抜けしました。

この日もかなり暑かったのでまた坂道を登って中心部まで戻るのやだな~
と思っていたとところに、無料のシャトルバスが!ラッキ-!!

楽々と中心部まで戻りランチを済ませ、いよいよ出発進行~

島の東海岸沿岸を150kmひたすら北上するル-ト。
コルシカ島は西海岸沿岸が険しいル-トとして有名なのですが、東海岸は比較的緩やか。

基本的にフランスの田舎道の制限速度は80キロで、町や村に入ると30~50キロとなります。
コルシカ島には高速道路がないのですが、島で唯一、北部最大都市のバスティア手前の
道路だけが片道2車線、100キロ制限(ちなみにフランスの高速道路は130キロ)。

特に渋滞もなく、予定より早い16時頃宿に到着!
今回のお宿はバスティア市内の高台にあり、テラスからの景色に惹かれて選んだのですが、
到着時から度肝を抜かれました。

この高台とにかく起伏が激しいうえにクネクネ道だらけで、たどり着くまでに一苦労。
特に最後は全く塗装されていない1本道で、一歩間違えたら崖からダイブして
しまいそうな狭~いけもの道。

かなり奥まった場所なので、おそらく住民しか通らないであろうその道を
恐る恐る進むとついにお宿に到着!

車から降りそこに拡がる絶景に一瞬絶句。
お部屋自体はワンル-ムのシンプルな作りですが、広々したテラスからは
バスティアの街を見渡すことができ、その素晴らしい眺めに大興奮☆

この日はテラスでバ-ベキュ-ディナ-♬
夜11時頃になると、突然夜空に花火が!!

なんの花火かわからなかったけど、初日から幸先いい1日となりました。

(つづく)

【編集後記】

8月も最終週となり、パリジャンたちもバカンスを終えて帰ってきて
快適だった通勤メトロもすっかり元通りの込み具合に。

今週のパリは日中でも20度前後とすっかり涼しくなり
既に秋の気配が漂っています。

この時期フランス人たちが陥りやすいのは『バカンス明け鬱』。
日本に比べて長期休暇が取りやすいフランスですが、その反面
3週間、4週間と長くバカンスに出れば出るほど戻ってくるのが
しんどくなり、仕事に戻ることが本当に憂鬱になってしまうのです。

そこで、TF1 info(フランスン民間テレビ局)で紹介されていた
『バカンス明け鬱』を回避する対処法をご紹介します!

・徐々にリズムを取り戻す
バカンス中は普段の生活リズムとは違って遅寝遅起きになりがち。
バカンスから戻ってすぐに仕事に復帰するのではなく、数日間は
生活リズムを徐々に戻す調整期間を取りましょう。

・ゆっくり仕事を再開する
バカンス明けは仕事が山積みとなっていがちですが、すぐに100%
全力投球せずに、ゆる~く徐々にギアを上げていきましょう。

・同僚とのコミュニケ-ションを図る
復帰初日は暗い気持ちを助長させないためにも孤立するのを避け、
憂鬱な気持ちを同僚と共有することで安心感が得られます。

・小さな楽しみを延長する
バカンス中に楽しんだこと、例えばその土地の食べ物などをバカンス後にも
楽しむことで、休暇中に感じた幸福館やリラックス感を出来るだけ長く
感じられるように努めましょう。

・美しい季節を楽しむ
まだまだ日が長いこの時期、テラスでのアペロや友人とのディナ-、
週末には散歩やドライブに出かけて、ちょっとした非日常感を味わうことで
日々の緊張感から解放されましょう。

以上です。
日本の方々から見たらなんともぜいたくな悩みですよね。

でも皆様の日々の生活でも取り入れられるものがあるかもしれません。
是非参考にしてみてくださいね~