コルシカ旅行記⑧

今日はコルシカ島北端の半島、cap corseを一周しよう!
南北40km、幅10kmから15kmの広さのこの半島、海岸線は結構なクネクネ道ですが
宿のオ-ナ-曰く、慣れていれば2~3時間で一周できるのだそう。

でもわたしたちは途中の村や景観の良さそうな場所に立ち寄りながら
ゆっくり1日かけてドライブすることにしました。

まず最初に立ち寄ったのはエルバロンガ。
ここはインタ-ネットで趣のある漁村として紹介されていたので立ち寄ってみることに。

本当にひっそりとした可愛らしい漁村。
なかなか感じの良い広場の向こうに小さな港が拡がっています。

カフェのテラスでは村人らしき人たちがのんびりと
コ-ヒ-を飲みながら新聞を読んだり談笑したり。

観光客もちらほらいましたが、時が止まっているかのような
本当にのどかな小さな村でした。

村を出て海岸線をさらに北上していくと、小規模ながらとっても良さそうなビ-チが
あちらこちらに。でもいちいち止まっていては日が暮れてしまうので、涙を呑んで素通り。

半島最北端の村に行くには途中から内陸の道を通らなければならず、
この道というのがまた細くてクネクネしたとんでもないル-トでした。。。

幸い車通りはとっても少ないのでなんとかなりましたが、
対向車が来たらどうするんだ-!という感じ💦

何とか頑張って最北端の村、バルカッジョに到着!
村唯一のレストランでランチにありつけたのは午後2時半。

アクセスがあまりに悪く住民もそうはいないだろうと思われれる
ひなびた村でしたが、ここのボンゴレは絶品でした☆

(つづく)

【編集後記】

我が家では一応自家用車を所有しているのですが、パリ市内に住んでいると
日常的にはメトロやバスで事足りるので、ちょっと足を延ばして郊外に
出かけるときや、旅行の時くらいしか自家用車は使わないんです。

5月に数日間ブルゴ-ニュに旅行した時に自家用車で行く予定だったんですが、
いざ出発しようとしても車が動かない。実はその2週間ほど前にもバッテリ-の
問題があり、修理屋さんを呼んで治してもらっていたはずなのに、動かない。

これはもう、バッテリ-を交換しないと無理。
で、その時は時間もなかったので急遽レンタカ-で出発したのでした。

ブルゴ-ニュから帰ってきた後近所のガレ-ジでバッテリ-を購入し、
夫がYouTubeを見ながらなんとか自力で交換。

無事車が動き出し、ようやくほっと一息。
やっぱりバッテリ-が痛むから、車も時々使ってあげなきゃ。

それから車は最低でも月に1回は乗るようにしていますが、
先週末ちょっと郊外のショッピングセンタ-に車で行った時のこと。

道中なんか変なアラ-ト音が鳴ったり、おかしな様子が。
ショッピングセンタ-の地下駐車場に到着し、エンジンを切り
カギを抜いた瞬間車がうんともすんとも反応しなくなりました。

ドアのかぎも閉まらない。どうしよう。。。
夫はちょっとしたパニック状態に陥りながらも修理屋さんに電話。
20分で来てくれるって。良かった~

駐車場の入り口で待つという夫を置いて、私は車のある場所で待つことに。
この駐車場徒歩での入り口が1箇所しかなく、端から端まで歩く羽目に。

ようやくたどり着いてみたら、もう修理屋さんが来ているではないですか!
もう10分待ってるよ。旦那さんはどこ?
と若干お怒り気味。

こっちが聞きたいよ-と思いつつ、とりあえず地下だと電話通じないから
外に出て電話してくる、と言い残し再び外へ。

でも何度電話してもつながらない。困った。。。
5分くらいして仕方なく車の方に戻ると、修理屋のおじさんが私に気付き
笑顔で手を振って去っていきました。

戻ってみると夫がばつの悪そうな感じで立っていました。
話を聞くと、ちょうど私と入れ違いで夫が戻ってきたようで、
結局バッテリ-のセットの仕方が悪く接続に問題があっただけなので
修理は1分で終了。159ユ-ロなり。チ-ン。

以下、夫と修理屋のおじさんの会話。

おじさん「無駄に159ユ-ロ払うことになったね~」
夫   「妻を探しに行かなきゃ」
おじさん「あ、向こうから歩いてくるよ。わ、怒ってるよ、あれは」
夫   「大目玉食らうね」
おじさん「わはは~」

その後夫の身に降りかかった事態はご想像にお任せします(笑)