コルシカ旅行記⑨

コルシカ旅も終盤に差し掛かってきましたが、とにかく毎日暑い。
今日はちょっとのんびりしようということで、
宿のあるバスティアの街を散策することにしました。

コルシカ第2の都市のバスティアは、かつてはコルシカの首都でした。
日本でいえば京都のような感じ?

街の高台に位置する宿から街の中心地、シタデル(城塞)へは
細い坂道路地を下って約10分程度。

するとイタリア風のこんな立派な入口が!
中に入るとそこは南欧風にカラフルな美しい中世の街並みが拡がっています。

ここの何がいいかって、街の規模が程よく観光客がそれほど多くないこと。
最初の方に行ったボニファシオのシタデルに比べても引けを取らない魅力が
あるけど、空いているので観光するのにも快適なんです。

ランチは宿のオ-ナ-おすすめの、旧港の見えるレストランで。

マグロとアボカドのセビ-チェをいただきました。
ここのシェフはブルタ-ニュ地方出身で、以前日本に住んでいて
日本の活け締めの技術を習得したのだとか。

活け締めは最近フランスでも結構注目されているのですが
まさかコルシカ島で出会うとは驚きでした。

その後は旧港の散策に行きましたが、暑すぎて途中でギブアップ。
早々に宿に戻り、風通しがよく気持ちのいいテラスでお昼寝zzz

観光も楽しいけれど、こんな風にのんびり過ごすのもフランス流の
バカンスの過ごし方なのです。

(つづく)

【編集後記】

最近若者に人気のオレンジ色の飲み物。

よく見かけるので気になっていたその飲み物は
スプリッツというイタリアのカクテルなんだそうです。

プロセッコ(イタリアのスパ-クリングワイン)と
カンパリ又はアペロ-ルというオレンジ系のリキュ-ル、
炭酸水と氷からなるこのカクテル、

私には咳止めの シロップのような味に感じました・・・

最近のフランスの若い子たちはホテルなどのル-フトップで
スプリッツを飲むのがア・ラ・モ-ド(流行り)なんだとか。

う~ん、私はやっぱり普通のワインの方がいいなあ( ´∀` )