まずは自分を、 そして日本を知ろう
一言でフランス人といっても、そこは地続きの大陸の中の一国なので、
長い歴史の中で何度もいろいろな国が混じりあって出来ているわけで、
純粋なフランス人は最早いないと言われているほど。
加えてこの国は移民大国なので、本当に様々な国にル-ツを
持った人々が共存して暮らしています。
中でも多いのが北アフリカといわれるアルジェリア、チュニジア、
モロッコからの移民。あとはフランスの植民地だったセネガルや
コ-トジボワ-ルなどのアフリカ諸国。アジア系ではインドや中国、
ベトナム系の移民が多いです。
そしてフランスで暮らす私たち日本人も彼ら同様移民です。
ここでは私たちは日本人としてのアイデンティティが必要となります。
フランス人との会話の中ではよく政治や宗教、歴史などが話題として
あがります。こちらの人は自分たちの国のことをよく知っているので、
必ず「日本はどう?」と聞かれることになります。
そんな時に何も答えられないと、とっても恥ずかしい思いをするわけです。
もちろん専門家のように詳しくなる必要はありません。でも最低限の
知識は持ち、そしてさらに自分なりの意見を持っているということが
非常に大切になってくるのです。
ですのでフランスに住むことを考え始めたその日から、
まずは最初の準備として日本という国と自分自身について、
少し掘り下げて考えてみるということをぜひ実践してみてくださいね。
【編集後記】
6月も終わりに近付き、いよいよ夏本番ですね。
日本は梅雨の時期になりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私はと言いますと、来週からバカンスで南フランスに行ってまいります!
そのためしばらくメルマガの配信をお休みさせていただきます。
なお、メ-ルでのお問い合わせについては極力対応させていただきますので
何かありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
次回以降の配信でフランスのバカンス事情や私の南フランス旅行についても
シェアさせていただきますのでお楽しみに♪
それでは皆さま、Bonnes vacances!!