フランスの建物は石造りで頑丈な上、地震などの自然災害が
少ないため、とにかく古い建物が多いです。
100年前、200年前の建物なんていうのもざらにあり、
中身を少しずつ改装しながら使用しているのです。
戦後1960年代~1970年代の建築ラッシュ以降に建設された
建物がこちらではモダン建築とされていますので、
日本でいうと築50年とか60年がモダン建築なんですね。
暖炉がついていたり壁や天井に繊細な装飾がなされている
石造りの古い建物は、フランスでも未だに根強い人気です。
ただし住んでみると、壁や床がゆがんでいたり、排水管や
屋根の修繕費に結構な金額がかかったりと問題も多い訳です。
一方戦後の建築物は風情こそないものの、お部屋が長方形で
間取りが使いやすい、収納も多い、エレベ-タ-やベランダが
付いている確率が高いなどの利点があります。
いずれにしても日本の様にはいかないことが多いのは間違いないので、
その点は『郷に入っては郷に従え』の精神を培うことが大事です。
とはいえせっかくのスランス生活、
出来るだけ気に入ったおうちに住みたいですよね。
フランスでの家探しについてはいずれまた
お伝えしたいと思いますのでお楽しみに!
【編集後記】
5月最後の週末、フランスでは月曜日が祝日だったので3連休でした。
ここ1週間ほどで急激に気温が上がり、初夏を思わせる
気持ちの良い週末となりました♪
フランス人は水辺が大好き。
パリといえばセーヌ河が有名ですが、
実はパリには2つの運河があるってご存知でしたか?
特にサン・マルタン運河は周辺におしゃれなブティックも多く
パリジャンにも人気のあるエリアなんです。
暖かくなってくると、セーヌ河畔やサン・マルタン運河畔で
ピクニックをするのがパリジャンたちの定番。
皆さんもパリを訪れたらぜひサン・マルタン運河まで
足を伸ばしてみてくださいね!